前回、ネットでの発信リスクに少し触れたので、もう少し掘り下げてみる。
2~3ヶ月くらい前だったろうか、facebookにある記事が流れてきた。
私と繋がりのある人が“いいね!”をしたネット記事が紹介されてきたわけである。
内容としては、とある巨大企業が下請けを追い込んだ挙句に切り捨てている、というモノ。
それに対して、「もうこの企業の製品は買わない!!」と強く憤っている意見が添えられていた。
それに同意したからこその“いいね!”だったのだろう。
まあ、たまたま私のところに流れてきたモノであるし、それ自体はどうでもよかった。
むしろ、その人の意見に対して残されたコメントの方が気になった。
コメントの多くは“いいね!”側だったのだが、その中に1つだけ反論のようなモノがあったのだ。
「(買わない!!などと)わざわざ言わないで勝手にすればいい。
製品のファンもいるんだから、不愉快にさせることはない」
それに対して、以下のような返信があった。
「不愉快も何も、私のSNSで自分の意見を言っているだけです」
これらのコメントに対しての“いいね!”であるが、前者が40前後だったのに対し、後者は優に100を超えていた。
フォローしていたわけではないのでわからないが、狭い世論は後者を支持したようである。
結構ムズカシイ問題ではないかと、個人的には思っている。
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