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カイロプラクター
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カイロプラクティックの業界もただマンネリと化している訳ではない。
規模こそ大小あれど、様々な動きがあるのである。
私が参加している「カイロプラクティック・ソウルナイト」も、その1つと言っていいだろう。

ところがである。
人が何かをしようとする時、「そんなことして何か意味があるの??」などと言って水を差してくる輩が必ずいる。
そういう輩が自らアクションを起こしてくれるのであればまだいい。
しかしながら、大抵は何もしないで偉そうな批判ばかりを繰り返してくる。
人のミスには手厳しく、また自分が被る不利益に関しては過剰なまでに反応する。

そのくせ自分自身を問われると、「私なんか、まだまだ…」と悪びれずに笑う。
だったら黙ってろよ…と、いつも思う。

そんな連中、相手にしなければいい。
それは解っている。
が、連中は何故かわざわざ私の前にしゃしゃり出てきては、面と向かって言うのである。
そこに何の目的、そして何の「意味」があるのか、私には全く理解できない。

単に、私が嫌いなのか??
それとも、その逆か??
逆はないにしても、「かまって光線」など私には通用しない。

まあ、勝手言わせておいて、特に聞く耳は持たないようにしているが…。
それこそ「意味」がないからね。

拍手[4回]

いろいろ言ってくる輩は、おそらくその人生において皆で何か1つの事を成し遂げたことがないのだ。
他の人が作ったシナリオにただ乗っかっただけなのに、さも自分の手柄のように受け止めているのだろう。
そこには「本気」がないから、感動もない。

もしくは、成し遂げる機会を不幸にも奪われてきたのかもしれない。
運動会でも皆で手を繋いでゴールさせられ、競争を勝ち抜くことなく成長してきた世代だろうか。
優劣をつけられ、それを悔しいと思うのか、諦めるのか。
そこが成長の分かれ目だ。

その限られた機会の中で、いかにして頭角を現すことができるのか。
誰が教えてくれるわけでもなく、各人が自ら考えなくてはならない。
そこには、確実に「意味」があり、成長がある。

と、ここまでの仮定が的を射ていたのであれば、「意味」を求める姿勢もまだ頷ける。
問題は、「意味がない=ムダ」という考えに基づいた「意味」の判断である。

物事に対してその意味の有無を考える時、それを判断する材料があり、基準がある。
それらは往々にして培われてきた、自らの経験によるところが大きい。
つまり、経験のないことは判断できないことになる。

何事においても、初めての体験にはそれ相応のリスクが伴う。
しかしながら、終わった時の達成感はリスクの大きさに比例、あるいはそれ以上のモノとなる。
それもまた、私達は経験によって知っている。

皆で何かを成し遂げようとする時、言葉では説明できないエネルギーが生まれる。
これはもう理屈ではなく、よって説明のしようもない。

ただ、その先に感動もしくはそれを超える「何か」が待っていることも何となく感じている。
「何か」を「何となく」であるから、全く以って理屈にならない。

そのため、「意味」だけを求めてしまうと、この感動には一生めぐり合うことはできない。

「意味」を求めるより、まずは経験するべきではないだろうか。
想像や憶測だけで何を語ったとしても、経験談に勝るモノはない。

前回書いたコンサートに参加した若手アーティストが終了後、こう語っていた。
「この本番での感動は、この先もう味わうことができないんじゃないかって思えるくらい気持ち良くって…」
「小田さんの言っていたのは、これだったんだなって解りました」
この言葉が全てであろう。

ここ数年、いろいろなことで叩かれてきた日本相撲協会にも先日、大きな動きがあった。
歴史もあり、伝統と格式を重んじる社会だけに、その腰の重さもハンパではない。
その腰を上げたというのは、相当なものだ。

それに比べて、カイロプラクティック業界には歴史はともかく、肝心の腰がない。
普段、腰痛などを扱っているはずなのに、当人の腰がグラついていることにはあまりにも無頓着である。
腹筋の強化を唱っている一方で、「時間がない」「面倒くさい」などの言い訳をして、自分は絶対やらない。
それで良くなるはずがないではないか。

近い将来、日本のカイロプラクティック業界にも大きな動きがあったら…と心から願う。
その時、必要とあらば是非ともその一端を担っていたい。
これはもう理屈じゃない。

カイロプラクティック業界に「イネイト」は存在しないのだ。
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