今回はまたエラい間が空いてしまった。
このブログもいよいよ終わりか…と思われた方もいることだろう。
まあ、元々書きたくなったら書くし、その気にならなければ書かないというスタンスでやっている。
今回はこれが見事に当てはまっただけ。
それもあまり経験したことのない落ち込みを伴ってのモノであった。
“ストレス”と表現するのが一番しっくりするのかもしれない。
都合良く便利が良すぎて好きな言葉ではないのだが、私の乏しいボキャブラリーの中ではそれ以上に適切な言葉が見つからない。
もちろん、原因は分かっている。
そしてその原因を取り除くためには一定の期間の経過が必要不可欠なこともわかっていた。
その期間が過ぎ去った今、自分への踏ん切りをつける意味でもここに記しておこうと思う。
[7回]
先日、日頃お世話になっている方が社長職を勇退された。
その頃を見計らってサプライズパーティーをやろうという流れになっていった。
正直、私は反対だった。
社長はそうした類のイベントが好きじゃないことを知っていたからだ。
決して嬉しくないわけじゃない。
ただ、祝われている自分の対処の仕方、身の置き方がわからないのだ。
周りの盛り上がりに対してどこか冷めている自分がいて、申し訳ない気持ちにさえなってしまう。
当事者のような書き方をしているが、このような話を社長から以前聞いた覚えがある。
そして自分もそれに近いなーと思ったことも覚えている。
そんな意に反して、企画のメールには以下のような一文があった。
「社長は嫌がっていますが、内心は喜んでいます」
絶対ないと思った。
ありえないと思った。
そんな私の思いなど関係なく話は進み、日程も決まっていく。
その日社長の予定が合わないとわかると、予定を変えさせる工作が画策された。
『他人様の予定を変えさせてまでして嫌がることをするとは何事か??』
個人的には考えられない展開となってきたため、スタッフから抜ける旨を運営側に伝えた。
すると1通のメールが届く。
メールを開かずとも最初の2行くらいは読めるのだが、その書き出しを見て愕然とした。
山本“様”とある。
“様”だと??
ただ1回のお断りであっさり他人行儀かい??
頭にきたので、以降メールには一切目を通さず、ファイルに分類こそしたが放置した。
開けたのは2~3週経ってからだったろうか。
意に反してスタッフ扱いされていたようだが、私にできることは何もなかった。
当日、私の体調は最悪だった。
最初はたまたまだと思っていたが、どうやら今回の件がそのまま体調に影響したようだ。
いっそ行くこと自体止めてしまおうかと本気で考えていた。
結局1時間程度遅れての会場入り。
スタッフだと思われているので、いろんな人が私から情報を聞き出そうとしてくる。
答えないので隠していると勘違いされたようだが、実のところ何も知らなかった。
あ、知っていた部分もあった。
が、メールを無視していたため変更があったかもしれず、確信がなかったというのが正しい。
そんな中、フラッシュモブの練習をするという。
最悪だ。
フラッシュモブを強行したために離婚にまで発展したアベックのニュースを読んでいないのか…。
練習が始まるもすぐに頓挫する。
あまりの音感・リズム感の無さに早々に続行不可能と判断されたからだ。
カイロプラクターでカラオケが上手い人が少ない(※当方調べ)ことから想像するに当然の結果かと…。
そんなこんなで結構時間が近づくにつれ、私の中にも変化が生じていた。
『今度ばっかりは上手くいくかもしれない』
個人的に、社長の想像を超えない限り失敗に終わると信じて疑わなかった。
たとえば、今回参加できない日本各地の先生方からメッセージを送ってもらうなど、多少の大掛かりな仕掛けが必要不可欠だと思っていた。
実は、その私の思った通りのことが企画に盛り込まれていたのだ。
先に書いた通り、メールに目を通していなかったため、全く知らなかった。
メッセージビデオのテストを見ながら、『いけるかも??』と思い始めた自分に気がついた。
案の定、パーティーは盛況し、社長の満面の笑みを目にすることができた。
その場、その瞬間に立ち会った者全てが幸せな空間に酔いしれていたように思う。
そう、私を除いては…。
結局、私だけが終始空回りしていた。
体調崩すくらいの空回り。
バカ丸出しである。
サブラクセーションとまでは呼ばないまでも、感覚にズレが生じていたのは間違いない。
ならば、いっそ何もしないでおくことが吉となろう。
それが、この空白時間の真相だ。
この間、ブログに関してメールもいただいていた。
ありがたかったし申し訳なかったが、何もしないことを貫くことにした。
そして今、現状を確認すべくこのブログを書いている。
おそらくこの空白さえもが空回りで、何一つ変わっていないように思う。
それならそれで構わない。
そうなれば、空回りも私の人生の必要不可欠要素ということなのだろう。
どんなに空回りしたとしても時計は止まらない。
リオオリンピックそして来るパラリンピックには日本人のカイロプラクターが公式派遣されるという大きなニュースもあった。
他のカイロプラクターたちも独自の活動に勤しんでいる。
そうだ、しばらくすればカイロジャーナルの締切もやってくるのだ。
空回りしようがしまいが、これだけは必ずやってくる。
時に流されるのも悪くはない。
が、できれば時を刻みたい。
もちろん、時を止めるつもりなど更々ない。
さて、もういいかな。
では、そろそろギアをつないでみようか。
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