もちろん例外はある。
例えば、HPのURLやメールアドレス。
利用者が"chiropractic"とタイプするのは面倒だと思うから。
例えば、仲間内での会話の時。
極力「カイロプラクティック」と言っているが、話の流れや腰を折りそうに感じる時は「カイロ」と使う。
仲間内という甘えもあるが、好ましくは思っていない。
例えば、電話での応対。
「○○カイロプラクティックです」と言っている間に話し始めてしまう方がいる。
特に名前と被ってしまい、それを後で聞きなおすのも気が引けるから。
「○○カイロプラクティックです」と言っているのに、「○○カイロさんですか??」と確認する人もいる。
混乱を避ける意味で「カイロ」を用いるが、「カイロ」の方が「カイロプラクティック」より知名度があるというのは、やっぱりおかしい。
「カイロ」と言うから、温熱器具や療法と間違われる。
「カイロ」と言うから、エジプト発祥などと思われる。
「カイロ」と言うから、いつまで経っても「カイロプラクティック」を正しく覚えてもらえない。
『「カイロプラクティック」の啓蒙』を唱えるならば、尚更「カイロプラクティック」と正しく言うべきではないのか。
少なくとも、私はそう思っている。
共感してもらえれば、もちろん嬉しく思う。
共感してもらえなくても、それはそれで構わない。
これを読んで、何かしらを感じてもらえれば、私は満足だ。
尚、私は「カイロジャーナル」を初めとした諸発行紙や学会誌等のタイトル批判をしている訳ではないので、ご理解のほどを。
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