たまには時事ネタに関しても触れてみよう。
といっても、毎度の如く遅れ気味にはなるのだが…。
AKB48総選挙が終了した。
スポーツ紙によっては1面を飾る程のニュースとなっていた。
ヘタな政治のニュースで落胆させられるよりは、まだこっちの方がマシなようにさえ思えてくる。
そうは言うものの、別に私はAKBのファンでも何でもない。
CDも買ってないから、投票もしていない。
どうでもいいが、私はAKBよりもむしろアイドリング!!!の方がたぶん詳しい。
そう言えば、以前AKBとアイドリング!!!のコラボ「AKBアイドリング!!!」ってユニットがあったような…。
アイドリング!!!側からすれば、数年の間にずいぶんと水を空けられたもんだ。
このあたりは、絶対的なプロデューサーの有無が大きくモノを言うのかもしれない。
過熱する報道に比例して、批判も目立つようになる。
特に、CDを購入すれば何口でも投票できることに対して、“総選挙”の是非を問う意見が多いようだ。
正直、『どうでもいいじゃねぇか…』って思うのだが、真っ向から正論を振りかざすところが面白い。
笑えた。
また、CD購入を煽ることで売り上げのランキングが乱れるとの意見もある。
確かに、同時期に新曲をリリースした人達からしたら、迷惑以外の何物でもなかっただろう。
そうした動きに応えるかのように、「いろんなことを…、AKBの周りは言います」と大島優子サンは発言した。
その上で「票数というのは、皆さんの愛です」と言いきった彼女は大人である。
それとも、選挙によって大人へと成長したのだろうか。
ちなみに、CD購入者の半数近くがどうやら無投票だったらしい。
これに対して、「純粋に楽曲の良さで購入されたんですね」というスタッフの話もどうかと思うが…。
ただ、宣伝効果として抜群であったことだけは否めない。
てな訳で、ここでしょーもない話を展開してみる。
[4回]
では、日本のカイロプラクティック業界において総選挙を行なうと仮定してみる。
センターポジションを担うのは、一体誰になるのだろう??
まあ、仮定なので疑問もヘッタクレもないのだが、一応疑問点を挙げてみる。
まずは、センターポジションを率先して担いたいと思っている人間がいるのかどうか。
次に、誰が票を集めるのか、である。
業界のセンターを掴み取ろうという野望を抱く人はいないわけではない。
プロレス団体というか、ミニ政党というかのように、業界内にも様々な団体がある。
そして、当然そこには団体の長が存在している。
普通に考えれば、各団体の長がそれぞれ名乗りを挙げ、そこから業界の長を選ぶのがスジとも言えよう。
多くは自らが立ち上げた、もしくは立ち上げに参加した人であるから、成るべくしてなった長がほとんどである。
そんなお山の大将は、大きな団体の平役員になるよりは、小さくても“大将”を好むのかもしれない。
もっとも、お山の大将の中にはカイロプラクティックも整体も同じように考えている人が少なくなさそうだ。
大した問題ではないと考えているのか、それともハナッから解っていないのか。
それとも理解する気がないのか。
いずれにしても、そのような人が大将となっているお山など、それこそ大したことがない。
というか、論外とも言えよう。
自分のお山から票が1票も入らなかったら、それはそれでオモロイな。
そう、実力はともかく、票を集められるかどうかである。
例えばJACの場合、自分達が日本のカイロプラクティック業界をリードしている自負がある。
しかしながら、会員数を見ればそんなに多いとは言えない。
仮に全会員が自らの長に投票したとしても、勝利するとは限らないのである。
その昔、RMITの学生は半ば自動的にJACの会員になると聞いた覚えがあった。
が、私が入学する頃にはそういった話もなくなっていたようだ。
結果、新規会員獲得に苦労しているとのこと。
となると、票集めに苦戦を強いられること必至である。
一方、全国展開している専門学校の団体も安泰とは言い難い。
卒業生の数だけで見ればかなりの数字になるだろう。
しかしながら、卒業したからといって今も現役のカイロプラクターとは限らない。
どの学校のHPを見ても、卒業後の進路状況を書いたページがある。
どこも押し並べて就職率は高く、開業率もそれなりの数字で書かれている。
が、ここに廃業率を載せると、これまた結構な数字を叩き出すのが現状のようだ。
以前、専門学校卒の先生に聞いたことがある。
卒業後から続く同期の集まりに参加してくる人数が、回を追うごとに減っているという。
しかも、その中でカイロプラクティックを続けている者に至っては片手でも余る程とのこと。
哀しい現実がそこにはある。
よって、卒業生の数は多くても、投票しない数もまた多いということだ。
こうなると、どこの団体もいい勝負となってしまうのではないか。
それはつまり、どこもそれなりに大きな問題を抱えていることを意味している。
名乗りを挙げた長にに対して投票を行い業界の長を決めるのがスジ、と先に書いた。
しかしながら、全てを取っ払った上で誰にでも投票できる方が良いように思う。
その方が、その団体そして業界の“今“がそのまま反映されてくるからだ。
各団体の各人が自らの長に一票を投じる保証などどこにもない。
そう、各団体の長が必ずしも票を稼ぐとは限らないのである。
他の団体のことは分からないので、自分の所属しているJACを例に考えてみる。
さて、自分の1票を誰に入れるだろう??
ちょっと考えただけで、票割れ必至に思えてくる。
このあたりは、どこの団体も一緒かもしれないが。
結局は、自分自身に1票投じた人が当選してしまう感じがしてくる。
ただ、やりたがってる人ほど、実際大したことなかったりするわけで…。
別に、誰とは言っていない。
単なる一般論である。
余計な勘繰りはしないように。
カイロプラクティック業界としては、円満にセンターポジションを務めることができる人材が求められている。
そうなれば、混沌とした業界も纏まるかもしれない。
完全とまでは言えないにせよ、今の政権与党よりは1つに纏まりそうな気がする。
とは言うものの…。
うーん、書き進めていけば何かしら見えてくるかと思ったが…。
選挙の行く末はカイロプラクティック業界の恥部を晒すだけに終始しそうだ…。
法制化はむしろ遠のくな…。
…もう少しどうにかなるかと思ったのだが、想像以上に面白くならなかった…。
たまにはアホ丸出しの話でも…と書き出してみたものの、こんなんなら書かなければよかったか…。
それでもアップしちゃうけど。
ふふ。
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