いつの頃からか、テレビではクイズ番組が増えたように思う。
元々クイズ番組は好きなので、個人的には歓迎する向きではある。
ただ、昔と違い、解答者はタレントさんばかり。
視聴者参加型のクイズ番組は、老舗の「アタック25」くらいではないだろうか。
確かに、タレントさんは場の空気を読んで盛り上げてくれるし、テレビという媒体を知っている。
それだけに、製作サイドとしても扱いやすい部分があるのだろう。
ただ、一視聴者からすると、ギャラも貰った上に高額な賞金も貰うというのは、あまり納得がいかない気もする。
以前、「アメリカ横断ウルトラクイズ」という番組があった。
視聴者参加型番組の最高峰といっても過言ではない番組だった。
が、製作サイドからすると、あれはクイズ番組ではなくドキュメンタリーなのだという。
なるほど、ドキュメンタリーだからこそ、時に感動と涙を誘うのかもしれない。
そのテイストは、「高校生クイズ」に受け継がれている。
クイズのレベルとしては現在、「高校生クイズ」が最難関であることは間違いない。
で、これがカイロプラクティックとどう関係してくるのか。
…うーん、どうするかな…。
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私を知る人は、私を「雑学好き」と称することがある。
そこから、「何でも知っている」と勘違いされることも多い。
「雑学好き」は否定しないが、私の知識はかなりの偏りがあり、中身も結構穴ぼこだらけだ。
二昔前、「博識クンは合コンでモテる」ようなことがホットドッグ・プレスに書いてあった。
それに触発されてか、相当な数の「雑学ネタ本」が出版されるようになった。
買い集めては一生懸命勉強していた輩をよく見かけたものだ。
何の自慢にもならないが、私はそのテの本には一切手を出したことがない。
クイズ本は数冊買ったことがあるが、それは本気で「ウルトラクイズ」に参加しようとしたからである。
加えて、本自体も滅多に読まない。
現在のようにインターネットのない中、私の知識はマンガから得られたモノと考えていい。
ちょっと前までは、トリビアとしてクローズアップされていた。
が、所詮は無駄知識。
「カルトQ」でも無い限り、使い道はほとんど皆無と言っていい。
(って「カルトQ」ももう知らない世代が多いのか…??)
ただ、この雑学はカイロプラクティックの臨床上、結構便利である(さ、やっとカイロプラクティックに繋がったぞ…)。
たとえば、利用者の背後に立つことも少なくないため、話しかけながら進めていくことも度々ある。
その時、利用者の話す内容についていくことができれば、シメタものだ。
以前、私の担当していた方が『ソフトボールで「日立」対「ルネサス」の試合を見てきた』と言ってきたことがあった。
「ルネサス」とは金メダリスト上野由岐子投手を擁する強豪チーム「ルネサステクノロジ高崎」のこと。
以前は「日立ルネサス高崎」という名前だった。
つまり、親会社と子会社の対戦ということになる。
知らなくても問題はないが、知らないよりは知っている方がいい。
知っていた私は、その後いろいろと話を発展させることができた。
また、それだけで私のことを博識だと思い込み、今まで以上の信頼感を寄せてくれた。
あとは、その期待に応えるだけだ。
私の場合、雑学を意識して知ろうとした訳ではなく、たまたま入ってきた情報がほとんどである。
いわゆる「好奇心」というよりは、何を「面白い」と思うか、の方が強い。
よって、好奇心から物事を深く掘り下げることはあまりない。
「トリビアの泉」よろしく、「へぇ~」とつぶやいてしまう程度のモノが面白い。
今では、インターネットで何となく「面白いなー」って思う記事をセーブしている。
昔、新聞の切り抜きをスクラップブックに貼って保存していた人を見かけたが、それと同じである。
ノリもハサミもいらず、ワンクリックで済むので、記事はどんどん溜まっていく。
大切なことは、無理をしないことだと思う。
合コン用に無理に覚えようとするから、ボロが出るのだ。
取り敢えず…程度にアンテナを張っておいて、そこに引っ掛かったものをチェックするだけでいい。
面白いか面白くないか、使えるか使えないかは、その本人の判断だ。
もちろん、カイロプラクティックに関しては常にアンテナを張り巡らせておいて欲しいと思う。
そして、これだけは深く掘り下げていって欲しい。
まぁ、基本だよね。
って、カイロプラクティックは雑学と違うし…。
本来ならば、知識は書物によってもたらされるもの。
インターネットにはウソ情報が氾濫しているので、ぜひ読書に耽って欲しいと思う。
そう、私の分まで、ね。
それにしてもだ、あのホットドッグ・プレスは完全ガセネタだったな…。
それとも、私の偏りの所為なのか…。
ああ、秋の夜は長い…。
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