昨年ほぼ1年間まるまるを費やして行ったプロジェクトがある。
「東京都内で開業するには、どの駅前が最も適しているか」というものである。
「駅前」というのは簡単だが、東京には相当数の駅がある。
JRが大半を占め、大手私鉄数社、そこに地下鉄が加わる。
モノレールやゆりかもめと、正直キリがない。
1年あっても時間は足りず、結局JRと私鉄各線の全駅を調査するのが精一杯だった。
それでも駅の数は400以上に上る。
それら各駅の半径500mにおけるカイロプラクティック・オフィスの数を調べた。
オフィスは国際基準、専門学校卒、出身校不明、詳細不明、異業種の5つに分類した上で集計した。
この場合の「異業種」は、カイロプラクティックを行っていないのに業種登録しているオフィスを指している。
他、各駅の乗降客数、異業種オフィスの数、賃貸相場、人口比率等の相関性を算出した。
そしてそれらのデータから、新規開業に最も相応しい駅を導き出した。
結構、興味深い話だと思うのだが、どうだろうか。
今回はこのプロジェクトに関して気付いたことを書いてみようと思う。
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