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前回、「姿勢検査はカイロプラクティック治療の入り口」のような表現をした。
さも当たり前のように書いてしまったが、実際のところはどうなのか、甚だ疑問である。

カイロプラクティックは何かボキボキッと身体を鳴らすモノ。
それと姿勢とどう関係があるのか。

『そもそも、姿勢検査って何??』
そう思う方の方が実は多いのではないだろうか。

学生時代、地元のお祭りに参加するということで、姿勢検査のブースを出したことがあった。
実際やってみると、興味を持っている人のまあ多いこと。
特に女性、しかも20代の女の子は興味津津といった感じである。

「ねえねえ、姿勢検査だって!! マジ見てもらいたいんだけど」
「アタシ、すっごい猫背なんだよねー」
「姿勢ってさー、どうやって見んのー??」

様々な甲高い声が背後から聞こえてくる。
更に、その姿勢検査がどのようにして行われるのかを知りたがっている様子が感じられた。
おそらく、自分から進んで行うのではなく、誰かのを見た上で決めようという魂胆だろう。
よくある行動パターンである。

そのため、誰かが体験中であればすぐに待ちの列が形成される。
ところが、列が長いと敬遠されてしまうため、ピークが過ぎると閑散としてくる。
この繰り返しだった。

とはいえ、姿勢検査がそれほどまでに興味を持たれていることを、恥ずかしながら初めて実感した。
検査というより、姿勢そのものに対しての興味だろう。
スタイルが気になる若い女のコだけに、当然と言えば当然か。

改めて自分の認識不足を思い知らされた。
いろんな意味でね…。

拍手[5回]

私の経験上、最近の若い女のコは猫背をすごく気にしているように思う。
その割に、左右方向への彎曲はそれ程気にしていないというか、気付いていないようだ。
その所為か、『肩が下がってますね』と指摘すると、こっちがビックリするくらいビックリしている。

『ヤバい~、超ウケる~』
そう言って爆笑する。
自分の後ろ姿で爆笑できるのは、若さゆえのモノなのか。

その点、昔の若い女のコは今更小さなことは気にしないという、ちょっと困った傾向がある。
同様の指摘をすると、『もう根性が曲がってるからね~』と言って爆笑する。
どうやら、人間若さを失うと、自分の違うところに爆笑のネタを求めるらしい。

昔の若い女のコはともかく、今時の若い女のコが背筋を曲げて歩いているのは、見るに忍びない。
もちろん、自覚のあるコと無いコがいるとは思う。
たとえ自覚があったとしても、どう対処していいのかが分からないといったところだろう。

何故、そこで「カイロプラクティック」が浮かばないのか…??
歯痒さとともに、自分を含めたカイロプラクターの社会的影響力の無さを憂いてしまう。

姿勢検査はカイロプラクティックとは切っても切れない間柄にある。
カイロプラクティック治療により、ほとんどのケースにおいて姿勢が改善される。
beforeとafterで写真を撮り比べてみると、一目瞭然である。

要は、本来近いはずの両者の関係が全く知れ渡ってないのだ。
別に不倫でもなく、極めてオープンな関係にもかかわらず、誰も気づいてくれない。
カイロプラクターから直に聞かされて、「え~っ、そうだったんですか~!! 知らなかった~」と返してくる。

いつまで経っても、何年経っても繰り返される、この新鮮な驚きのリアクション。
これは、姿勢に興味がある一方で、カイロプラクティックには全く興味がないことを意味している。
セリフで書けば『なんで姿勢チャンがカイロプラクティック君なんかと付き合ってるわけ~??」といった感じであろうか。

姿勢を良くしたい、直したいという思いは、特に女性に強いようだ。
その一方で、姿勢を客観的に見られないことから、姿勢を自ら直そうとする意識は低い。
直すのではなく、直してもらおうという意識の方が圧倒的に高い。

姿勢の問題が骨格に起因する場合、カイロプラクターはその力を発揮することができる。
つまり、そこにあるサブラクセーションを取り除くことで、関節が本来の動きを取り戻し、姿勢が矯正されていくのである。
力は発揮するけれども、カイロプラクターは積極的に姿勢を直している訳ではない。

姿勢を直すのに、本人の自覚とそれに対する努力は不可欠である。
カイロプラクターは的確にアドバイスをすることでサポートをするのみ。
最終的には、エクササイズなどによる生活環境の改善などが求められる。

一般的に「ダイエット」と呼ばれる減量と姿勢は、「キレイになる」という共通点がある。
世に氾濫している様々な方法を試して、減量に努めている女のコは少なくない。
カイロプラクターである私としては、減量と同様に姿勢に関しても取り組んでもらいたいと切に願う。

いわゆる「ダイエット」本ほどではないが、姿勢に関する書籍もたくさん出版されている。
中には眉唾モノもあるかもしれないが、試してみる価値はあるのではないか。
ただ、減量と違い、その効果の程が確認しづらい面がある。
その時は、是非カイロプラクティック・オフィスを訪ねて欲しい。

そう、実のところ、姿勢チャンとカイロプラクティック君は付き合っているわけではないのである。
姿勢チャンを正しい方向へ導く生活指導員、それがカイロプラクティック君なのだ。
しかも直接指導はせずに、姿勢チャンに取り付くサブラクセーションという虫を退治するだけ。

カイロプラクティック君は姿勢チャンを近くで見守っているに過ぎない。
姿勢チャンに自覚が芽生える、その日まで…。

頑張れっ! カイロプラクティック君!!
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