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先日、受講しようと思っていたセミナーに参加できなかった。
理由を一言で言えば、寝過したのである。

目覚ましはちゃんと鳴っていたようで、スイッチも解除されていない。
ということは、段階的に1時間くらいは鳴り続けていたことになる。
それでも起きないというのは、どういうことだ…??

今年はセミナーには極力参加しようと決めており、可能な限り実行している。
今回のセミナーもここ数年参加できていなかったので、1日だけでも顔を出そうと思っていた。
にもかかわらず、この体たらく。
情けないやら、主催している先生方に申し訳ないやらで、結構どんよりした心境である。

臨床の場に立っていると、日々新しい発見に出会う。
一見マンネリに思えるけれども、その実は変化に富んでいる。
カイロプラクティックに携われる仕事を『楽しい』と言えるのは、それ故のことであろう。

それでも、所詮はその限られた空間内でのお話。
いつしか、その空間の内外で時間差が生じ、気付かない間に自分が取り残されてしまう可能性がある。
それを未然に防ぐためには、まず自らが動くしかない。

そういう意味からしても、今回のように海外からの先生の話を逃したのは個人的に痛い。
実績もあり、今後の人生の中で出くわすことがまずあり得ない人の話は、聞いておくべきなのに…。

何事においても、機会はそうそう訪れるものではない。
時に、その機会そのものが突然奪われてしまうことだってあるのだから…。

拍手[4回]

今回よりも少し前になるが、Dr.シュレットのセミナーが急遽中止との発表があった。
予定されていた開催日まで1ヶ月を切ってからの発表である。
セミナー自体は代替の先生によって行われるそうなので、それ自体には大きな問題はない。
ただ、そこに至るまでの経緯には大いに問題がある。

簡単に言えば、日本カイロプラクターズ協会(JAC)からの報告を受けた世界カイロプラクティック連合(WFC)から、日本でのセミナー開催に対して圧力がかかった、ということになる。
詳しいことはカイロジャーナルのHPに載っているので、確認して頂きたい。

この件に関して、JAC側からは今のところ何の見解も示されていない。
まあ、示されることはないだろう。
示されるとするならば、「ん?? 何か問題でも??」といったところか。

そして、様々な方面からの反感を買うことになる。
特に、今回主催をしていた側からすれば寝耳に水というか、トンデモナイ話だったに違いない。

このテの話になると、双方の「言った」「言わない」という言い争いが勃発する。
例に違わず、今回の件もその公算が高そうだ。

JACとしては、いわゆる「国際基準」を満たさない者達を含む不特定多数に対するセミナーは容認できない、ということなのだろう。
これは長年にわたって言い続けられてきたことなので、今回はそれが明確な形となって表れたものと言える。

JACは言わば、校則を後ろ盾にして強権を振るう学級委員のようなモノである。
面倒に思える事務的なことを処理してくれる都合の良い存在から一変、融通の効かない正論のみを押し通そうとするタチの悪さが顔を出す。
この時、人望があって選ばれた委員であればいいのだが、そうでない場合は必要以上の反発を招く。

JAC正会員の私が言うのもなんだが、少なくとも今のJACに“人望”があるとは思えない。
そこに今回の件が加わった。
人望は更に失われていくことだろう。

そうは言うものの、JACによる今回の行為自体に対して、個人的には一定の理解を示している。
これまでも事前に警告などを行っていたとのことなので、決して突然のことではないと思われる。
加えて、「国際基準」云々は別として、不特定多数に対して門戸を開くことには確かに抵抗がある。

ただ、そのセミナーを取り締まることによって、その規定を満たした者達からも勉強をする機会を奪ってしまった。
これもまた、紛れもない事実である。

このブログで以前、各団体によるシンポジウムやセミナーが同日に開催されることの無意味さに触れたことがある。
『私達から勉強の機会を奪うな!!』
憂いと怒りをもって,そう訴えかけたつもりだ。

形は違えど、今回も勉強の機会が失われた。
ならば、今度はJACが責任を持って、今回に匹敵するセミナーを提供するべきではないか??

仮に、JACの言うところの「正論」がまかり通るとしよう。
となると、いかなるセミナーであっても、その参加者はかなり限定される。
つまり、その多くは旧RMIT日本校やTCCの関係者ということになる。

こうなると、今後JAC以外の団体が何かしらのセミナーを開催するとは考えにくい。
セミナーという勉強の機会が確実に減ることは想像するに容易い。
さすれば、各人のスキルアップは望めず、現状維持あるいは低下の一途を辿っていく。

この流れを食い止めるには、JACが率先してセミナーを企画・開催しなくてはならない。
他の団体が開催しないのだから、当然のことだ。
「正論」に則る以上、最低限の仕事はしてもらわないと困る。

まして、今回はいわゆる「学位」の無い人達を閉めだした形になるのである。
この事実が、学位持ちに対する羨望と受け止められればマシだろう。
が、逆に反感を高値で買うハメになったのではないか。

「正しいことが理解されるまでには時間がかかる」という人がいる。
数々の困難にもめげることなく、自らの信念を貫き通し偉業を成し遂げた偉人の言葉として紹介されることが多い。
成し遂げたなら良いが、そうでなければ単なる自分大好き人間の戯言に過ぎない。

どっちに転ぶか、それは時間だけが知っている。

もちろん、JACのことだ。
今回のことも、それだけの覚悟と責任の上で行ったことだろう。
この先、どんな立派な先生のセミナーを開催してくれるのか、楽しみでしょうがない。

これで何も無かったとしたら…
たとえあったとしても、チンケなモノであったとしたら…

オワッテルね。


ちゃんとカイロプラクティックしなさいよ。
ったく…。
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