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ちょっと前の話になってしまったが、大阪都構想が住民投票で否決された。
これまでも様々な投票を見てきたが、決して大げさでなく稀にみる開票だったように思う。
全く関係のない私が思うのだから、大阪市民の皆さんはそれこそ気が気ではなかったに違いない。

面白かったのが、双方の主張である。
互いの政策を「無駄」と切り捨てていた。
つまり、双方が同じことを言っているにもかかわらず結果だけが真逆なのだ。

このテの採決の場合、投票する側とされる側との思いが必ずしも一致するとは限らない。
その昔、郵政民営化が国会で否決されたのを受けて、解散総選挙となった時のことを思い出す。

時の首相は、解散を宣言した張本人であるから「郵政民営化の是非を問う」選挙だと声を荒げていた。
こちらとしては、わざわざ民営化するメリットが何なのか、はっきりしないままの投票となった。

結果、選挙で大勝したことで郵政民営化が国民から支持されたという解釈をされてしまった。
個人的には支持したつもりはないのだが、勝手な位置づけによってこちらの思いは簡単に歪められてしまう。
まあ、選挙とはそういうモノだ。

今回の住民投票は支持がほぼ二分される結果となった。
ここまで拮抗すると、よく言われる“ノーサイド”とはそう簡単にいかないだろう。
少なくとも、「支持されたからこのままでいいんだ」などと考えられてはたまったものではない。

これらを踏まえた上で、ここからは当然のようにカイロプラクティックのお話。

拍手[7回]

たとえば、カイロプラクティックに関する投票を行うとする。
まずは法制化の是非だ。

細かいことを言わなければ、賛成が過半数を占めるような気がする。
そう、細かいことを言わなければ、である。
法的に職業として認められるのだから、反対は少ないものと考えられる。

となると、そこに至るまでの前提が必要となる。
事実、まずは業界が1つに纏まることを厚生労働省からも指摘されていると聞く。
それを無くしては法制化などあり得ないということだ。

では、どのような形で纏まるか。
やはり、教育をも含めたカイロプラクティックの基準レベル設定ということになるだろう。

結局、延々と繰り返されてきた話になる。

仮に、カイロプラクターのみを対象とした投票を行ったとする。
おそらくではあるが、いわゆる“国際基準”が敗北する公算が高い。
この場合、勝敗のカギを握るのは基準の中身云々ではなく、数の論理に従うまでだ。

ところが、これがほんまもんの住民投票をしたとする。
こうなると、戦い方次第では接戦もしくは“国際基準”側が支持されるかもしれない。
単純な数の論理が通用しない展開にできるかどうかがカギとなってくる。

ただ、いずれにしても投票率は驚くくらいに低くなるであろうことは想像するに容易い。
一般からすれば、何のための投票なのかすらわからないだろう。

理解できない且つ直接関わってこないコトに対して、誰が投票しようなどと思うか。
まずは投票率を上げる運動が重要となる。
この地味で最重要な運動をサボり、それでも結果だけは得ようとする連中の、まあ多いこと。

自分にとって都合のいい基準を掲げているうちは絶対に纏まらない。
主張を掲げるのは結構だが、浮き彫りとなった矛盾を正当化しようとすれば当然の如く無理が生じる。
それを力で押さえつけようものなら、もはや話にもならない。

解りやすそうな時事ネタを1つ。
イルカの捕獲をめぐり世界動物園水族館協会(WAZA)から勧告を受けたというヤツだ。
詳しい内容は検索すればいくらでも出てくるので、ここでは割愛。

とはいえ、オツムの弱い私には今一つ理解できていないことがある。

なぜイルカだけが保護されるのか?? という点だ。
どうも“追い込み漁”という捕獲方法並びに食用とするところを「残酷だ」と捉えられているように思える。

同様に問題視されているクジラに関しては「絶滅の可能性がある」という理由である程度は理解できる。
私が無知なだけかもしれないが、イルカに関してはその可能性を聞いた覚えはない。
(まあ、イルカもクジラも同じっていえば同じだし…)
要は“残酷”という感情論ありきの論調に過ぎないのではないか。

毎度のことながら、騒ぎ立てるヤツのほとんどが当事者ではない。
たとえば、イルカを食べない連中からすれば「イルカを食べるなんて…」という思考になる。
“残酷”などと言い始めたら、ありとあらゆる漁や猟は不可能になってしまう。

魚類ならよくて、哺乳類だとダメなのか??
じゃあ、ウシはダメじゃないのか??

家畜用だろうが、命の重みは同じなはず。
じゃあ、イルカを飼育できたら誰も文句言わなくなるのか??

「イルカは食用ではない」
「イルカを食べなくても生きていける」

それは他の動物でも同じことで、何の説得力もない。

「イルカは賢い動物だから」

賢い動物として優遇されるのであれば、極論バカは保護に値しないということか。
反論はあるとは思うが、それでも結局はそういうことになるではないか。

そして、「今後、水族館にイルカを供給しない」という力ワザで押さえつけようとする。
反発は必至で、力ワザに屈したJAZAからの脱退を表明した水族館も幾つかあると聞く。

感情論をこじらせての力ワザ。
相対するのに面倒くさいことこの上ない。
ただ、1つわかったことがある。

レベルの低いモノは保護されにくい。

淘汰されまいと思うのであれば、レベルを上げるしかない。
然もなければ、力ワザで潰されるだけだ。

現状で、カイロプラクティックは保護に値するのだろうか。
カイロプラクターが何を言おうが、全ては“投票”にて決められる。
否決されてしまえば、それまでだ。

どれほどまで本気で“ロビー活動”を行っている??
投票率を上げ、尚且つ勝たなくてはいけない。
そのためにやるべきこと、やらなくてはいけないことは山ほどある。

ちゃんとカイロプラクティックしなさい、くらいでは済まされない。

やれよ!!
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