忍者ブログ
決して上から目線でモノ言うわけではありません。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
時計
プロフィール
HN:
謎の東洋人 モト山本
性別:
男性
職業:
カイロプラクター
趣味:
安物腕時計蒐集
最新コメント
[03/16 ある参加者]
[03/06 もぐもぐ]
[01/30 NONAME]
[01/30 NONAME]
[04/21 車田暁則]
[04/19 車田暁則]
[03/11 車田暁則]
[03/11 匿名]
[03/08 車田暁則]
[03/08 匿名希望]
最新トラックバック
カウンター
ブログ内検索
バーコード
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

facebookから様々な情報が毎日届く。
正直、その半数以上はしょーもない話題のモノだ。
まあ、その方がこっちも気楽でいい。

ただ、中には政治的なメッセージを含む記事も少なくない。
しかも、そのほとんどが否定的な内容だったりする。
そして、“いいね”をされただけで追記もなく、何をして“いいね”だったのかもわからない。

これらが数人によって“いいね”されたりすると、数日にわたり繰り返し流れてくることになる。
こうなると邪魔くさいし、不愉快極まりない。
何人かは非表示にしているが、その設定する行為自体に腹立たしさを覚える。

だから私は“いいね”をあまりしない。
するとしても、仲間内や趣味に関するモノがほとんどで、連発も避けるようにしている。
誰のところにどういった経緯で流れていくか、わからないからだ。

しょーもなさの線引きも人それぞれだし、難しいところではあるよなぁ…。

拍手[7回]

そんな中、JACからのニュースフィードが届いた。
何でも、各国の代表団体が集まって臨床教育会議が開かれたとのこと。

ほうほう、これはしょーもなくないぞ。

法制化された国、されない国、法整備検討中の国と、会議に参加した国の現状は様々だ。
その中で話し合われる内容は、国際的なカイロプラクティックの統一基準の必要性である。

まあ、そりゃそうだろう。
それしかない。

統一基準の必要性は誰しもが感じているところである。
問題は、どう統一していくかだ。

JACはそのことにもう20年以上の期間を費やしている。
にもかかわらず、カイロプラクティックの置かれている環境は全くと言っていい程に変わってない。
誰もが思うような結果は出ていないのが現状だ。

JACとしては、いわゆる“国際基準”を統一の基準として設けたい。
そうすることにより、日本のカイロプラクティックを世界と同じレベルにしたいという思惑がある。

とはいえ、日本では2年制の専門学校卒のカイロプラクターが大多数を占める。
数的優位もあって、彼らが修了した「2年制こそが日本の基準となるべきだ」と考える。
世界規模では少数派なれど、そこは大した問題ではないらしい。

世界に目を向けない島国気質。
それは十二分にガラパゴスだ。


「なんで、こっちからわざわざレベルを下げないといけないんだ??
 向こうが上げてくればいいじゃないか」


JACの姿勢はこれが基本になっているような気がする。
それはそれでいいと思うし、そこに異議を申し立てる方がオカシイとまでも思う。

ただ、やっぱり現実的じゃない。
そこが問題なのだ。
少なくとも、私はそう思っている。

正しいことをやっているのに、上手くいかないはずがない。
上手くいかないとすれば、それはやり方が間違っているのだ。

国内での統一化に向けて協議が進められているという話はここ数年聞いたことがない。
暗礁に乗り上げ、既に干乾びつつある状態だろうか。

やる気のなさ、そこだけは見事なまでに統一化されている。
それは日本のバスケットボール界に通じるモノを感じる。
世界的に見ればかなりみっともなく、また限りなく情けない。

そんな中、1つの社会において大きな動きがあった。

全日本空手道連盟と極真空手が協力関係を結ぶことで歴史的な合意に至ったのである。
寸止めとフルコンタクトとでは、素人考えでも全く違うように思える。
まして、極真側からすれば「寸止めなんて空手じゃない」くらいなモノだったろう。

そんな両者が何故合意に至ることができたのか??
そこには2020年の東京オリンピックにおける競技実施が念頭にある。
全ては、空手道発展のためである。

極真空手をされている方、ファンの方の中には、今回の合意に納得いかないという人もいることだろう。
現時点では東京オリンピックで空手が競技として採用される保証もない。
実現しなければ、その時点を以って再び分裂するやもしれない。

それら諸々全てを承知の上で、それでも合意へとこぎつけた歴史的快挙。
それだけ、本気ということである。

折しも東京オリンピックの前年、2019年にWFC世界大会が東京で開催される。
1997年以来、22年ぶりの日本開催となる。

前回は日本カイロプラクティック評議会(CCJ)として纏まっての主幹であった。
今回はJACだけが参加するのだろうか??

個人的には、これを好機と捉え、纏まりを促す活動はあって然るべきと考えている。
オリンピック以上に時間がない。
その気があるのなら、今すぐにでも動き出さなくてはならないだろう。

facebookを見ると、いろんなカイロプラクターが様々な活動をしているのが伝わってくる。
素晴らしいことだとは思う。
しかしながら、それはただカイロプラクターができることをやっているだけに過ぎない。

カイロプラクターである自分に本気なのは理解できる。
が、肝心のカイロプラクティックそのものには正面から向き合おうとしない。
向き合い方がわからない、それが本当かもしれない。

現状ではJACが業界をリードしていくのがスジだとは思う。
しかし、JACはどこまでも“国際基準”に拘るようだ。
その拘りは当然だし、必要かつ重要ではあるが、その姿勢を貫き続ける体力があるのだろうか。

JACの強気の姿勢は、WFCの後ろ盾があってこそのモノと解釈できる。
WFCからすれば、JACは言うことをしっかり守ってくれるイイ子ちゃんかもしれない。
ただ、結果は出せず成績は長年に亘り芳しくない。

企業だったら、明らかにリストラの対象である。

WFC以前に、カイロプラクティックが日本社会からリストラされることを危惧してやまない。
理想主義も結構だが、こっちの現実もいい加減直視してほしいものだ。

…てなことを書いていたら、日本バスケットボール界でも大きな動きがあった。
関係する全チームが新設されるリーグに参加を表明したらしい。
あれだけ揉めていても、テコ入れが行われ注目され、世界から弾かれるまで行くと、さすがに物事は動くようだ。

注目もされない。
世界の動向も気にしない。
そもそも自分たちを取り巻く現状自体に興味がない。

そんなカイロプラクティック業界がテコ入れされる可能性は極めて低い。
「今、自分ができることをただやるだけ」などと言ってるのは、肝心なことから目を逸らしているだけ。
「誰かがやってくれる」とか「俺の仕事じゃあない」とか思うのであれば、その時点でカイロプラクターの肩書を捨てた方がいい。

まずは自問自答してほしい。
自分がカイロプラクターであるか、否か。
カイロプラクターとしての確認ができたら、カイロプラクターとして生きる道を考えてほしい。

自分が日本のカイロプラクティックの為にやらなくてはならないこと。
それを明確にして行動に移す。

現時点では誰にも期待するな。
自分に期待しろ。
そして、自分の背中を見せつけろ。

もちろん、好き勝手にしろという意味ではない。
自分の背中でカイロプラクティック業界を引っぱる覚悟を見せるのだ。
  
さもないと、大変なことになるからなっ!!
PR
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Copyright © ちゃんとカイロプラクティックしなさい All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]