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X-JAPANのYOSHIKIサンが手術をするとのニュースがあった。
頸椎椎間孔狭窄症。
腕から手にかけて痺れがあり、ドラムのスティックが握れないのだという。

このニュースを聞いて、どう思われたであろうか??
悔しいと思ったカイロプラクターも少なくないだろう。

このままでは頸椎ヘルニアになる…という容態は仕方がない。
ただ、そこに至るまでにできることはもっとあったのではないかと思う。
報道から判断する限りでは、どう考えてもカイロプラクティックの範疇にある所見ではなかったか。

にもかかわらず、である。
これはYOSHIKIサンを初めとしたスタッフ誰1人の頭の中に、カイロプラクティックのチョイスがなかったことを意味している。
仮に脳裏を過ったとしても、チョイスには値しなかったのだろう。

これは哀しい。
まして、YOSHIKIサンはL.A.在住なのである。
アメリカ人はもちろん、私の友人を含めた日本人のD.C.も開業している都市。
アメリカ第2の都市で、日本以上にカイロプラクティックが身近な土地なのに…。

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アメリカではプライマリー・ケアとしての地位を確立しているカイロプラクティック。
もちろん、カイロプラクティックに否定的なM.D.もいるが、今では概ね好意的である。
更に保険の適用が受けられる。

それだけの好条件にあっても選ばれない。
これは日本人におけるカイロプラクティックの地位の在り方が問われているといっても過言ではない。
早い話、信頼されていないのだ。

信頼は安心へと繋がる。
どのようにして信頼を得るか、そのやり方は様々であろう。
「国際基準」や「学位持ち」をアピールするのも、1つの手ではあると思う。

その一方で、鍼灸院のサイトなどを見ると、「国家資格」であることを前面に押し出し、差別化を図っていたりする。
ご丁寧に「カイロプラクティックや整体は何の資格もありません」という但し書きまでしてある。
国による認可からくる信頼、単純だが効果はあるだろう。

そう、話は単純。
カイロプラクティックが法制化されればいいだけの話なのだ。
技術面で一定のレベルが保証され、それが一般的に認められれば信頼を得ることもできるだろう。

ところが、単純な話でも、その中身は昼ドラマ以上にドロドロと複雑化している。
登場人物が各自身勝手な主張を譲らないため話が進まず、ドラマにもならない。
仮にドラマ化されても視聴者に理解されず、打ち切りは必至である。

一社提供で視聴率関係なくやっていられる番組なら、それでいいかもしれない。
しかし、視聴者の意向を無視して、ただ食っていけるだけの、そんな役者で満足できるのか??
ニーズを無視して、食っていければそれでいいという、そんなカイロプラクターで満足できるのか??

ナシだろう??
職業治療家としてはアリかもしれないが、カイロプラクターとしてはナシだ。
少なくとも、私はそう思う。

やはり、一定のレベルを定めた法制化が求められる。
国際基準と呼ばれるレベルでの線引きは理想であるが、現状からすると現実的とは思えない。
まずは形を成すことから始め、それからレベルを引き上げていけばいいのではないか。

総じて言えば、国際基準云々ではなく、真の意味でカイロプラクターはまだまだ少ない。
そう思わされた今回の一件であった。

YOSHIKIサンの手術は成功したらしい。
経過予後はマスコミを通じてフォローされていくのだろう。
しばらくは切ない気持ちを感じずにはいられないように思う…。
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