忍者ブログ
決して上から目線でモノ言うわけではありません。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
時計
プロフィール
HN:
謎の東洋人 モト山本
性別:
男性
職業:
カイロプラクター
趣味:
安物腕時計蒐集
最新コメント
[03/16 ある参加者]
[03/06 もぐもぐ]
[01/30 NONAME]
[01/30 NONAME]
[04/21 車田暁則]
[04/19 車田暁則]
[03/11 車田暁則]
[03/11 匿名]
[03/08 車田暁則]
[03/08 匿名希望]
最新トラックバック
カウンター
ブログ内検索
バーコード
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

新しい年が始まった。
だからといって、特別何かが変わるわけではない。
ただ、リセットを必要としている人にとっては、いいきっかけになるだろう。

年末には年賀状を書いた。
実に十数年ぶりのことだ。

別にアンチ年賀状というわけではない。
貰うのが好きだから、出すこと自体は厭わない。
ただ、日本を離れている間に、出す宛の多くを失ってしまった。
住所が分からなければ、出すこともできない。

あと、年賀状は滅多に会えない人に対して送るモノだという認識がある。
そのため、身近にいる人には送らない。

しかしながら、社会そして業界に出たとなれば、それなりの礼儀と繋がりを持たなければならない。
そのため、今回は昨年お会いした関係者のほとんどに送ることにした。
受け取った側はさぞかしビックリしていることだろう。

5日現在、私が受け取った年賀状は5通。
昨年の1通に比べて5倍に増えた。
マイナーだから、これくらいが今の身の丈に合っている。

ところで、年賀状を通じて気がついたことがある。

拍手[4回]

世間一般で、年賀状離れの風潮が伝えられるようになって久しい。
その原因と考えられるのが、インターネットや携帯メールの普及である。
そのため、身近な友人の住所さえ知らないという人も数多くいることだろう。
繰り返すが、住所が分からなければ年賀状は送れないのだ。

あと、個人情報の保護という観点から、学校や企業における住所録が廃止されているらしい。
先日のテレビでも、インタビューを受けていた中学生が「住所録」という言葉そのものを知らなかった。
確かに、小銭欲しさに卒業アルバムを売る輩がいる時代である。
何の思い入れもない住所録なんて、真っ先に手放すだろう…。

そうしたことから、多くの企業が年賀メールへと移行し、年賀状は送られなくなった。
類に違わず、当研究所も3年前から送っていなかった。
ただ、折からの不況の中、今年は敢えて送るべきだと思い、私が担当の下、作成することとなった。

そして年が明け、仕事始めを迎えた。
何の特別でもない、当たり前の日常が始まる。
それだけのこと…、のはずだった。

午前の仕事開始直前から、とにかく電話が鳴った。
鳴るだけでは済まず、キャッチの連続である。
電話も正月恒例の挨拶が含まれるため、通常よりやや長めになる。
そのため、キャッチになりやすい状態となる。

それだけではなく、古くから利用されている方々からの電話・予約が相次いだ。
その場合、正月の挨拶に加え、年賀状のお礼が含まれる。
そして、それに続いて必ずこう聞かれた。

「先生はまだお元気でやっておられるんですか??」

つまり、こういうことだ。
ウチは3年前に年賀状を送るのを止めた。
それは単に時代の流れに沿っただけなのだが、それを勝手に「引退→廃業」と解釈されていたようだ。

極論で言えば、ウチのセンセはいろんな意味で「死んだ」と思われていたのである。

ウチの研究所より古いカイロプラクティックのオフィスは少ないなりにいくつか存在する。
しかし、その多く代替わりをして継続している。
ウチは私が長らく放浪していたため、代替わりは考えにくかったのかもしれない。

とにかく、ウチのセンセは元気である。
少なくとも、私よりは数倍元気だ。
近年は私がカイロプラクティック施術を行っているので、まだしばらくは元気であろう。

よって、代替わりもまだまだ先の話となる。
40年以上に亘って培われてきた技術である。
まだ「カイロプラクティック」という単語自体が認識されていない時代から生き残ってきた技術である。
私ごときが簡単に取って代われる様なモノではない。

学校では教わることのできないモノがある。
勉強することは、学生時代よりもむしろその後の方がはるかに多い。

昨日より今日。
今日より明日。
しっかりと前を見据えて精進していこうと思う。

年賀状は確実に出していこう。
いろんな意味で「死んだ」と思われないように…。

では、本年そして今後とも、どうぞ宜しく。
PR
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事にトラックバックする:
Copyright © ちゃんとカイロプラクティックしなさい All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]