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ストレスというのは何とも厄介なモノである。
誰しもがそれなりのストレス感じているものの、その程度は当たり前と考えてしまう。
まして、それが体に変調を来たすまでに至ろうなどとは、おそらく誰も考えないのではないか。

実際、私にも経験がある。
言った側ではなく、言われた側としての経験だ。

私の場合、腰痛ではなかったが、異常なまでに体調を崩した時期があった。
フラフラしながらも必死で車を運転し、近くの医療センターへ駆け込んだ。
血液検査はもちろん、心電図などのモニターをしながら、横になって結果を待った。

自分の中では、長年に亘る不摂生のツケがついに形となって現れたと感じていた。
糖尿病を筆頭に、ありとあらゆる成人病の病名が頭の中をよぎり、その宣告の時を延々と待たされた。

数時間後、私の前に現れた医師にこう告げられた。

「全然異常がない。ストレスなんじゃないの??」

『はぁ??』
予想だにしない宣告だった。

ストレスなど自覚したことのない者にとって、ストレスを指摘されることは、バカにされているかのように思えてしまう。
『ナメてんのか、コイツ…』と、怒りさえこみ上げ、せっかく下がった血圧が再上昇するのさえ感じられる。

しかしながら、冷静に考えてみると、確かにストレスのある状況下に置かれていた。
しかも、今から思えば相当なストレスを抱えながら生活していたように思う。

うーむ、懐かしいというか、何というか…。

さて、“カイロプラクティック”と聞くと腰痛からイメージされることが多いのではないか。
事実、腰痛を抱えて来訪される方は多い。
人間の背骨が現代社会に対応しきれておらず、そのため腰痛はあって然るべきモノとも言えよう。

そんな腰痛にも様々な形態がある。
簡単なケースもあれば厄介なケースだってあるだろう。
サブラクセーションを取り除いた後の変化も、また人それぞれだ。

そもそも、腰痛の原因は物理的要因ばかりではない。
思っている以上に社会心理学的要因によるモノが多いことが知られている。
要は、ストレスによる腰痛ってことだ。

このことをカイロプラクターが口に出して言うと、言われた側は面食らってしまうかもしれない。
「コイツ、腕がないからテキトー言ってんじゃねぇか??」などと思われがちである。
それが元で一切現れなくなる人だっているだろう。

こんなことを書いていたら、NHKの「ためしてガッテン」で腰痛をテーマにした回が放映された。
(例によって、これを書いている時はタイムリーだったのだが、それから随分と時は流れてしまった…)

その中で、腰痛の要因の1つとしてストレスが挙げられていた。
また、腰痛の85%は原因不明とも言われていた。
いわゆる「常識のウソ」のような形で紹介され、事実驚かれた方も多かったのではないか。

多くのカイロプラクターもこの事を各自のブログに書き記している。
その誰しもが「カイロプラクターとしては周知の事実」と受け止めているようだ。

中には『ホントかよ?? マジでそう思ってんのか??』と言いたくなるサイトの主もいるが…。
ま、その辺はお互い様かもしれんわな…。

ふふ。

ただ、今後は「ストレス」を安易に口に出す輩が増えるかもしれない。
それだけは大いに危惧される点でもある。

カイロプラクターとしては、ストレスをも含めた生活環境の改善に重点を置いて指摘したい。
そこで注目すべきが「その場限り症候群」である。

「その場限り症候群」とは会社組織内におけるサラリーマンに対して用いられたモノで、出版もされている。
ここでその特徴を以下に挙げてみる。


(1)すべての問題解決の時間がない
(2)おざなりの解決をする
(3)問題が再発しエスカレート
(4)ことの重要性よりも緊急性が優先
(5)小事が大事に発展
(6)パフォーマンスが下がる


どうだろう。
腰痛を抱える人のほとんどがこれに当てはまるのではないだろうか。

この「その場しのぎ症候群」の原因機序を紐解くと、

(1)「その場しのぎ」でむしろ充実感さえ味わい、結果的にこれでよしの認識に陥っている
(2)あまりにも時間に追われるため、根本対策を考えて実行する発想が頭から消えている
(3)そして何よりも、「その場しのぎ」が社内及び周囲で認知されている

ということになる。

つまり、「放っておけばそのうち治る」「腰痛なんてあって当たり前」といった風潮が蔓延している。
言い換えれば、「腰痛なんざ大したことない」ってことか。
扱いとしては、ストレスのそれと実によく似ている。

“サブラクセーション”という名の原因を取り除くのがカイロプラクターの仕事である。
(まあ、この辺りの話は年明けにでも改めて触れることにしようか…)
が、腰痛に対するこうした認識を取り除くことも求められてくるだろう。

ところが、肝心なカイロプラクティック自体の扱いが軽んじられている印象も正直否めない。
「痛くなったらカイロプラクティックに行けばいい」
そして痛みが引けば、中途半端な状態であっても来なくなる。

繰り返される、悪い意味での“依存”。
実のところ、カイロプラクティックそのものが「その場限り」となってしまっているのだ。

それでいいのか??

まずはカイロプラクティック自体が確固たる認識の上で市民権を勝ち得なければならない。
カイロプラクティックが、痛みという「その場限り」に附随するだけのモノでは決してないことを理解してもらう。

それがカイロプラクターに課せられた使命である。
それを無くして、どうして腰痛その他の「その場限り症候群」からの脱却が図れようものか。

一般の人が思う「困ったときのカイロプラクティック」
カイロプラクターが思う「プライマリー・ケア」

この隔たりは考えている以上に大きい。
あまりに大きすぎて、ストレスと化するやもしれない。

ストレスから腰痛を引き起こさないように。
シャレにならんからの。
カイロプラクター自身によるセルフ・メンテナンスもまた重要である。

ちゃんとカイロプラクティックしなさい。

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