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私がRMIT大学日本校に入学した時、ある女の子が同期で入学してきた。
新入生ガイダンスで、まず自己紹介をするのはお決まりのパターン。
そこで、カイロプラクティックを選んだ理由を話すのも、これまたお決まりのパターン。
そこで彼女は、自身のアメリカ留学経験と、そこでのカイロプラクティックとの出会いについて話してくれた。

あるカイロプラクターのオフィスを訪れ、ほんの数回の通院で身体の不調が解消されたらしい。
カイロプラクティックに興味を持った彼女は、カイロプラクターの道を進む決心をする。
しかし、英語には不安がある。
その時、RMIT大学日本校の存在を知り、入学を決めたという。

それから2年後、別な女の子が入学してきた。
新入生歓迎コンパで話す機会があり、そこで彼女も留学していたことを知った。
彼女もまた現地でカイロプラクターの治療を受け、日本での入学を決めたのだった。

カイロプラクターを目指すきっかけとしては決して珍しい話ではなく、むしろよくある話である。
違うのは、まずこの2人を導いたカイロプラクターが同一人物だということ。
そして、そのカイロプラクターが私の数少ない友人の1人だということである。

こうなると、いろいろな意味で珍しい。
懐かしい思いも含め、少し認めてみたいと思う。

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仮に彼のことはAクンとしよう。
本来ならば「A先生」とすべきなのだが、失礼ながら私の中では「Aクン」の方が座りが良い。

Aクンと初めて出会ったのは、今から15年くらい前のシカゴ郊外。
当時、彼はコミュニティーカレッジの学生で、カイロプラクティック大学の入学に必要な単位を履修していた。
出会ってそのまま、私の先輩と3人でシカゴのダウンタウンにあるバーに飲みに行ったのが最初であった。

その後、シカゴの寒さに耐えきれなくなったAクンはカリフォルニアへ移住したと聞いていた。
数年後には私もカリフォルニアに移動し、転校先で再会したのだった。

それからはAクンの紹介で地元の日本人カイロプラクターと知り合うことが出来た。
そして、同じ学校やがては近くの学校の日本人学生もが週1で集まっては、その先生の下で練習会が始まるようになった。
顔の広かった彼は、他にも多くの日本人学生を紹介してくれた。
彼と出会ってなかったら、マイナーな私はかなり孤立していたに違いない。

とはいえ、彼と一緒だった時間はそう長くはない。
ただ、1つ1つのエピソードがあまりにも濃密過ぎる。

早朝に誤って踏みつけ折れてしまったアイロン台の前で、正座しながらズボンにアイロンをあてていたAクン。
走行中に車のリトラクタブル・ライトが風圧で外れ、ライト本体をプラプラ揺らしながら走っていたAクン。
運転中にアクティベーターを首にあてたところ、たまたま後ろを走っていたパトカーに止められ職務質問を受けたAクン。

今、こうしてタイプしていても笑いが止まらない。
彼を知る人がこれを読んでも、爆笑すること間違いない。

そんなAクンがロスアンゼルスで独立・開業して、頑張っている。
そして、単なる患者に過ぎなかった2人をカイロプラクティックの世界に導いたのである。
2人の女の子の人生を左右するだけの影響力。
それほどまでに、彼はカイロプラクターとして成長しているのだ。

おそらく、Aクン自身が何かした訳ではないのだろう。
彼にすれば、当たり前のことを当たり前に施したに過ぎないのだと思う。
それが人に感銘を与えたのであるならば、それ以上の喜びはないのではないか。
全てはカイロプラクティックに対する真摯なる姿勢と、Aクン自身の人柄による処が大きい。

カイロプラクターとして、今の私にはそこまでの影響力はない。
ブログを通して啓蒙し、また啓蒙を促すというのが関の山だ。
本人もブログも、その存在からしてまだまだマイナーである。

だからといって、特別メジャーになりたいとは思わない。
歌の文句にあるように、No.1になれなくてもいい。
元々特別なオンリー・ワンではないが、かなり特殊なオンリー・ワンではあるだろう。
さすがにワン・アンド・オンリーとは誰も思ってくれないが…。

まずはカイロプラクティック治療を当たり前に続けていきたい。
そして、私を通じてカイロプラクティックを知り、感じてもらえたらいいと思う。
また、私の下で働きたいという人が出てきてくれたらいいと思う。
そこから、新たなリンクが生み出されていけばいい。

Aクンを介してのリンクは見事なまでに繋がっている。
ならばそのリンクを更に繋げ、広げていこうではないか。

決して、カイロプラクティックのリンクを絶やしてはいけない。
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