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毎度のことではあるが、少し前の話から。

とある番組のコメンテーターを務められていた方が降板した。
週刊誌で学歴詐称を指摘されたことが発端となったようだ。
結果、10年以上も続いていたラジオ番組も急遽終了となったらしい。

ネットでは然も当然のように叩かれている。
とにかく叩く、叩く、叩く。


『そこまで叩かれないといけないほど悪いことなんかなー』


個人的にはそう思っている。
“経営コンサルタント”を名乗っておられた関係上、その同業者となる方々が怒るのなら分かる。
経済関連の方々もまた然りだろうか。

ただ、叩いているほとんどはおそらくそういった関係者ではないと思われる。
世に経営コンサルタントがそこまで溢れているとは聞いたことがない。

そもそも”経営コンサルタント”って何かね??
読んで字の如しなのだとは思うが、正直よく分からない。

そう考えると、カイロプラクターにも通じるところがあるように思えてならないのだ。

拍手[8回]

カイロプラクティックの世界では学歴詐称とも言えそうなケースが少なくないような気がする。
とある専門学校のHPではその昔、教員のほぼ全員がD.C.の称号をつけて紹介されていた。
もちろん、そのうち誰1人としてアメリカのカイロプラクティック大学を卒業した人はいない。

当時はそのハデな称号に半ばダマされて入学を決めた人もいたことだろう。
ネット検索が通常のモノとなった今では通用しない話。
業界内でも信用を失うことへと繋がり、いつしか話にも上らない存在となってしまった感がある。

あと、“米国カイロプラクティック大学へ短期留学”というのもかなり怪しい。
ほとんどの場合、観光込みの解剖実習であり、その期間も2週間にも満たないモノだ。
それを“短期留学”と言い切ってしまう、その神経もナカナカのモノだと思う。

さすがに最近ではあまり見かけなくなった。
が、一時期は本当に多かった。

“米国解剖研修に参加”とそのまま書いてくれた方が分かりやすいし、変な誤解も生じない。
ただ、『そんなんわざわざ書かんでも…』との思いもある。

何でもそうだが、怪しいと思った場合、本人と直接話せば大体判断できる。
結構悪びれもなく正直に話してくれることが多いのではないか。
当人からすれば、それくらいに大した問題ではないという感覚なのだろう。

学歴社会という言葉もあるように、日本人は学歴を重んじることが少なくない。
それが海外の大学ともなると、知らないだけにより強い印象を与えるようだ。
それだけに、そこにウソをつかれてしまうと、その反動もかなりのモノとなって返ってくるのかもしれない。

個人的にはそれこそ大した問題ではないと思っているのだが、そうは言ってられないケースも中にはある。

前に書いただろうか、私にはカイロプラクティックの学校を3校渡り歩いたという何ともビミョーな経歴がある。
『世界的に見ても稀有な存在』などと豪語したこともある。
もちろんお分かりのことと思うが、こんなの何の自慢にもならない。

とか言ってたある日、あるカイロプラクターを紹介された。
挨拶および名刺交換の後、徐にこう切り出された。


「ボクもカイロの学校3つ行ってますよ」


ん??
この時点で胡散臭さMAXである。

確かに初対面ではあったが、その先生の存在は知っていた。
HPで略歴等も確認済みで、元々その記載内容に疑問を持っていたのだ。
だからこそ覚えていた。

疑問を解決する前に、新たな疑問を上重ねされてしまった。
そもそも何で3つも行く必要があるのか??
私だって好きで行ったわけではない。

軽く質問してみたところ、具体的な学校名を挙げてくれた。
一応、後日関係者等に確認してみたが、裏付けるモノは一切出てこなかった。

限りなく怪しい。
よって限りなく距離を置くことに決めている。

これほどまでとは言わないが、『これってどうなの??』というモノは少なくない。
それでも、カイロプラクティックと関係のない人たちからすれば1つの目安程度にはなるということなのか。
確かに、そんなところにウソがあるなどとは誰も考えないだろうし。

今回の方はニュース番組のアンカーマンを務める予定になっていた。
報道に携わるとなれば降板は止むを得ないだろう。
ただ、これまで15年以上にわたり担当してきたラジオ番組まで降板したというのは理解できない。

嘗て私はラジオのヘビーリスナーだった。
テレビは映像のマジックによってウソが通用しそうだが、ラジオではそれができない。
本人のパーソナリティがそのまま伝わる、それがラジオだと思っている。

何にしても15年以上継続させることは決して簡単ではない。
経済番組でもなく、おそらくその内容も経歴とは特別リンクしないモノと想像できる。

文字通り、パーソナリティで継続を勝ち取ってきた番組である。
何でも一緒くたにして非難するというのはどこかオカシイ。

要は叩くだけのターゲットにされてしまったということ。
そして叩くには十分すぎる価値があったとも言えよう。

その点、カイロプラクターにはそこまでの価値がない。
正確には、その価値を正しく理解してもらえるまでに至っていない。
それは一般的にも、そしてカイロプラクター的にも言えることである。

たとえば15年以上開業し続けているカイロプラクターがいたとする。
その先生を「国際基準を満たしてないから」との理由だけで廃業させるのはどうなの??って話だ。

15年もの期間、何の実力もナシに生き残っていけるほど甘い業界ではない。
おそらくそれを裏付けるだけの勉強と努力を続けてきたに違いない。
ただ国際的に基準とされる履修時間数が足りないだけだ。

個人的には、4年制を卒業したからといって十分とは思っていない。
それが2年制ともなればほぼ何もできないのではないか。
そこから生き残るがための苦労はハンパなモノではなかったと想像できる。

そうした意味でも、国際的な履修時間を設けるべきだろうとは思う。
だからといって、それに満たない人たちを無条件に切り捨てるというのはまた別な話。

明確なルールがない現時点において、そんなことなどできようはずもない。
それでも何かケチをつけようとするのなら、カイロプラクターの前に人間としてヤなヤツだ。

カイロプラクターを叩くのは異業種の方々と同業者であるカイロプラクターがほとんど。
それも志が低く、また自己陶酔が激しい連中に限られる。
誰であれ真っ当な人々はそうした非生産的なことはしないものだ。

実際、一般の人々はカイロプラクターをそこまで叩いては来ない。
おそらく叩くに値しないからだ。

何度も書いてきたが、やっぱりまた書かねばなるまい。

カイロプラクターがカイロプラクティックを誤解させるような言動・行為をしてはならない。
これは業界云々ではなく、個人の意識の問題。
それを無くしては、この先の展望も無い。

カイロプラクターがカイロプラクターとして生きていく術はただ1つ。

ちゃんとカイロプラクティックしなさい。
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