私はこれまで、それなりの時間をかけてカイロプラクティックを勉強してきた。
カイロプラクターになるまでに費やした時間に関してだけは、他の追随を許していないと思う
学校にしても、大学レベルでいくつかを渡り歩いてきた。
普通であれば1校で済ませるところであるから、何の自慢にもならない。
しかしながら、一口で言う「カイロプラクティック」とそのフィロソフィーが多様であることを、実際に肌で感じることが出来た。
これは、何にも勝るであろう、私だけの経験だ。
それこそ、何人足りとも追随は許していないはずである。
ほとんどのカイロプラクターが1つの学校で勉強を始め、修了していく。
カイロプラクティック・フィロソフィーに関しても、まずはその学校を通して初めて触れることとなる。
後は本やテキストによる独学と、先輩である先生方を通しての臨床から得られる影響が大きい。
様々な捉え方・考え方を消化・吸収することで、自分なりのフィロソフィーが確立されていく。
自分なりのフィロソフィーがあって初めて、愛のあるアジャストメントが出来ると、個人的には考えている。
ストレート・カイロプラクターからすれば苦笑モノの発言かもしれないが、それで良いと思う。
ただ、いくら「自分なり」とはいえ、カイロプラクティックそのもののフィロソフィーを歪めてはならない。
「時代によって変化して然るべきモノ」と言う人もいるが、私には都合のいい詭弁としか聞こえない。
この点に関しては、ストレートもミキサーも関係なく、共通の認識であるべきだ。
これらを踏まえた上で、インターネット上におけるカイロプラクティックの現状を考えてみる。
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